脱塩

水原不足の打開策は
MFとROを使用した脱塩かもしれません。

淡水が希少な地域では、飲料水や工業用水として使用するための別の水源を確保する必要があります。海水は大量に存在し、入手しやすい水源です。海水の脱塩は、世界各地の乾燥地域では既に一般的になっています。逆浸透の前処理として精密ろ過を利用することは、脱塩に関して標準であると認められています。アリア精密ろ過システムをROメンブレンと一緒に使用することで、海水を効果的かつコスト効率良く高品質の淡水に変換することができます。

海水の脱塩

海水の平均塩分濃度は35pptです。溶解ミネラルの近似分布は、塩化物55%、ナトリウム31%、硫酸塩8%、マグネシウム4%、カルシウム1%、カリウム1%です。逆浸透の前にアリアシステムで前処理すると、500mg/L未満に塩分含有量を削減できます。一般的に、1,000ガロンの海水を脱塩処理するたびに300から500ガロンの淡水が生成されます。

前処理プロセス

ほとんどの場合,ROシステムが早期にファウリングする原因となる有機物、藻類、微粒子を除去するために、海水を前処理する必要があります。早期ファウリングによって運用コストが大幅に増加する可能性があります。アリアシステムは、ROメンブレンの早期ファウリングと目詰まりを防ぐことが実証されています。加圧浮上、クラリファイアー、砂ろ過、カートリッジろ過などの従来の脱塩前処理に置き換わるコスト効率の良い代替手段を提供します。精密ろ過メンブレンはROメンブレンとは異なり、より強力な洗浄を可能にする化学的耐性のある素材で作られています。結果として、前処理メンブレンのファウリングは一般的には問題になりません。

荒天の間、取水口からさまざまな種類の微粒子が海水とともに入り込みます。アリアシステムは、0.1μmのポリフッ化ビニリデンメンブレンを使用して、水から微細粒子も除去します。微粒子がROメンブレンのファウリングにつながる可能性があるため、システムは、あらゆる種類の微粒子に対応するよう設計されています。

前処理でアリアシステムを使用すると、次のような利点があります。
  • 浮遊粒子の濃度が低いため、ROメンブレンを高い透過流束で利用できます。
  • 前処理された水が安定しているため、ROメンブレンの寿命が長くなる。
  • 電力、洗浄用の化学薬品、プレフィルターカートリッジの交換回数、人員にかかる費用が低くなる。
  • 必要な圧力容器やROメンブレンの数を少なくできるため、さらにコストを削減できます。

脱塩用途におけるアリアシステムの性能

以下の統計値は、塩水の前処理に関するアリアシステムの通常の性能を表しています。最適な性能を維持するため、苛性や塩素の後に酸を使用して月1回の滅菌洗浄を行うことをお勧めします。
 
シルト密度指数 (SDI) 回収率 メンブレン透過流束
ROシステムへの供給に約1.5 最大50%の複合
(アリアシステムによりROの効率が向上)
59~82GFD