シリンジフィルター・セレクションガイド - 3/4

分析用フィルターは、オートメーション用認定フィルター、フィルターの流体適合性、最適なEFA、および孔径など、

第3章最適なEFA

液体に含まれている微粒子は、フィルターのろ過寿命に大きく影響します。微粒子が液体から除去されると、その微粒子により膜孔がブロックされ、フィルターの使用可能範囲が小さくなります。一般的には、微粒子を多く含む液体のほうが「透明」な液体よりも早い段階でフィルターを目詰まりさせます。有効ろ過面積 (EFA) を増やすと、フィルターのろ過寿命を延長できる可能性があります。

フィルターには、マルチウェル96ウェルプレートの単一ウェルの面積から、スピンフィルターやシリンジ先端部のフィルターまで、さまざまな大きさがあります。アクロディスクシリンジフィルターは、25mm アクロディスクPSFシリンジフィルターでも、少量サンプル用の直径13mmと4mmのものでも使用できます。すべて、さまざまなメンブレンおよび孔径で利用できます。

ホールドアップ容量

適切なフィルターサイズを選択するためのもう1つの基準に、ホールドアップ容量があります。ホールドアップ容量とは、使用後にフィルター内に残留する液体量のことです。高価な液体や使用用途の限られた液体の場合は、ホールドアップ容量が少ないフィルターを選定することをお勧めします。

最小限のホールドアップ体積でサンプルろ過を確実に完了するには、どのデバイスサイズが良いでしょうか。Pall offers a broad range of device sizes.13mmデバイスで使用できるミニスパイク出口は、残液量が少なく、オートサンプラー用バイアルへのろ過も簡単に分注できます。その他に、4mm アクロディスクシリンジフィルター、ナノセップMF遠心ろ過デバイス、またはアクロプレップ・フィルタープレートなどがあります。

シリンジフィルターと遠心ろ過デバイスの選定

次の表は、異なる液体容量に適したフィルターサイズの一般的なガイドラインを示しています。
  分析サンプルの準備

分析用サンプル調整の用途

分析用サンプル調整のための製品

分析用サンプル調整のためのウェブキャストとポッドキャスト

分析用サンプル調整製品セレクションガイド
フィルターファンネル・セレクションガイド
フィルターホルダー・セレクションガイド
加圧用製品のセレクションガイド
シリンジフィルター・セレクションガイド

Pall Preferred Online Lab Community


ろ過量 フィルターの種類 通常の残液量
500µL未満 ナノセップMFデバイス 2µL未満
900µL未満 アクロプレップ96 1mLフィルタープレート 18µL/ウェル未満
2mL未満 4mm アクロディスクシリンジフィルター 10µL未満
2mL未満 アクロプレップ24フィルタープレート 50µL/ウェル未満
10mL未満 13mm アクロディスクシリンジフィルター
(ミニスパイク)
14µL未満
10mL未満 13mm アクロディスクシリンジフィルター 30µL未満
125mL未満 25 mm アクロディスク PSFシリンジフィルター 200µL未満

プレろ過の検討

ろ過が難しいサンプルの場合、メンブレンにグラスファイバー製プレフィルターを組み込んだシリンジフィルターの使用をお勧めします。GxF多層グラスファイバー製プレフィルターを組み込んだアクロディスク PSFシリンジフィルターは、非常に多くの粒子を含むサンプルに最適です。従来製品であるGHPおよびナイロンメンブレンを採用したアクロディスクシリンジフィルターにも、単層グラスファイバー製プレフィルターが組み込まれています。

アクロディスクPSFシリンジフィルターには多層グラスファイバー (GxF) プレフィルターが付いているため、標準のグラスファイバープレフィルターデバイスよりもろ過流量が大幅に向上し、流量が速くなっています。40未満~1µmまでの多層フィルターが微粒子を除去するため、フィルターのろ過寿命が長くなります。

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