苛性処理システム

苛性処理は、炭化水素ストリームでメルカプタン化合物を除去またはスウィートニングするために使用します。このプロセスは、LPGからディーゼル燃料や暖房用オイルまでの幅広い液体フラクションで使用されます。苛性溶液は炭化水素供給原料と混ざると、メルカプタンを抽出します。ただし、炭化水素とメルカプタンが多く含まれた苛性物が結合すると、分離が難しい非常に安定したエマルションも形成されるため、相当な量の苛性物が製品に同伴されます。これは、ヘイズまたはナトリウム濃縮や苛性物の損失によって規格外製品の原因となります。多くの場合、苛性物はナトリウムが触媒の活性抑制になるプロセスに供給されます。(詳細はこちら)

製品の詳細と仕様については、以下のリンク先をご覧ください。
 

エマルションは非常に安定しているため、ノックアウトドラム、サンドフィルター、および充填容器では炭化水素から苛性溶液を効率的に分離できません。

Pall Solution

Pall PhaseSep® Liquid/Liquid coalescers installed in caustic treating systems have removed caustic from the hydrocarbon product to concentrations of less than 0.5ppm wt.これにより、ガソリン、ジェット燃料、ディーゼル、およびより軽い炭化水素のヘイズおよびナトリウムに関する製品品質の問題が解消し、下流側プロセスでの触媒の稼働寿命が延びます。苛性処理に由来する苛性物および炭化水素を含むエマルションは安定しているため、分離が非常に難しくなります。炭化水素ストリームでは1dyne/cmという低い界面の表面張力が測定されています。界面張力が20dyne/cm以下の大部分の液/液分散は、ノックアウトドラム、充填容器、サンドフィルター、またはその他の従来のコアレッサーでは分離できません。

図1: 苛性処理システム

 

表1: HCPフィルターの推奨製品

フィルターの位置 Recommended Pall Assembly 分離の目的 分離の利点
1* Prefilter with Pall Nylon プロファイル cartridges 固形物の除去 フェーズセップ液液分離コアレッサーの効率改善と寿命延長
2* Pall PhaseSep Liquid/Liquid Coalescer in horizontal assemblyLCS4H1AH 炭化水素生成物から同伴した苛性物の除去
  • ヘイズおよびナトリウムに関する製品品質仕様への適合
  • 下流側の触媒の稼働寿命の延長

* この用途にはフィルターの場所1と2の両方が必要

設置場所
石油精製プラント
ガス処理プラント
化学薬品および石油化学プラント