ジーンディスク迅速微生物検出システム - 食品検査向け

WHO(世界保健機関では、汚染された食品により年間20億人が疾患を引き起こし、180万人が死亡していると推測しています。ジーンディスク迅速微生物検出システムは、食品検査向けに、シンプルで、迅速かつ確実な微生物分析手段をユーザーに提供しています
  • STEC:志賀毒素生産性大腸

    ジーンディスク・システムは、大腸菌の検出だけでなく、病原性菌をも識別して検出することができます。ジーンディスクシステムは、ユーザーのニーズ及び米国農務省のFSIS MLG5Bと欧州のCEN ISO TS 16136の要求に対応する病原性大腸菌を検出するための各種プレートを提供しています。詳細はこちら...
  • 病原性大腸菌O157

    STX、EAE、およびO157の分析はいずれも1回の操作で行われ、サンプリングから結果を得るまでの所要時間は最短で9時間です。詳細はこちら...
  • O157を除く STEC(トップ6位まで)       

    トップ6位までの非O157血清群(O26、O91、O103、O111、O121およびO145)ならびに病原性遺伝子(STXおよびEAE)を個別に検出します。ジーンディスクPCRシステムは、食品中の非O157(トップ6位まで)およびSTEC(トップ5位まで)のスクリーニングに関する米国農務省のFSISおよびCEN EFSSA規制要件に対応しています。
  • サルモネラ菌

    サルモネラ菌に特化した検出が可能です。詳細はこちら...
  • リステリア

    リステリア菌の定量分析と識別が可能です。詳細はこちら...

新製品の最新情報

ポール最新のジーンディスク・サイクラーは自動化されたリアルタイムPCRシステムで、特定の病原体を迅速かつ高感度に検出します。直感的なデザインと使いやすいソフトウェアにより、最小限のトレーニングで日常の微生物試験が実施できます。

1時間ごとに最大96個のサンプルから最大480件の結果を出すことのできる、ジーンディスク・サイクラー独特のモジュール構造はユーザーのワークフローからの要求や異なる菌種の同時分析に柔軟に対応できます。またER/ES指針で求められるデータ管理機能も備えています。さらに、PCRの手動操作を最小限にすることにより、高精度と再現性を保障しています。ジーンディスク・サイクラーは数時間で病原体の検出ができる着実なqPCRプラットフォームであり、ジーンディスク迅速微生物検出システムの一部となっています。

詳細はこちら...

大腸菌の中にはヒトに対して病原性を持つものがあります。これには大腸菌の志賀毒素生産性大腸菌(STECまたはVTECとも呼ばれます)があります。これらは志賀毒素(ベロ毒素とも呼ばれる)を生成する大腸菌です。このタンパク質はSTX遺伝子 (STX1や STX2) に特徴付けられ、普通の下痢から出血性の下痢に至るまでの症状を引き起こす場合があります

特定の大腸菌STX遺伝子を対象とした分子生物学的分析を実施すると、このようなSTECを信頼性の高い方法で検出できます。

食品内の病原体検出用ジーンディスク・プレートに関する情報をご覧ください。

病原性の志賀毒素を生成する大腸菌

これらのSTECのうち、一部のはヒト、特に5歳以下の幼児に対して致死的となることもあります。これらの病原性STECについては非常に詳しく記述されています (USDA FSIS MLG05B。US Federal Register 2011、Vol. 76、No. 182、58157~65ページ、CEN ISO TS13136)。

菌は、志賀毒素 (STX遺伝子) を生み出すだけでなく、EAE遺伝子でコードされる付着因子 (インチミン様タンパク質) によって腸壁に付着する可能性があります。この2つの遺伝子 (STXおよびEAE) を持つ大腸菌は、溶血性尿毒症症候群 (HUS) などの深刻なヒト疾患の原因としてこれまで特定されてきました。したがって、病原性O157やトップ6位までの非O157 STECは次の血清群の中でSTXおよびEAE遺伝子を持つ大腸菌です。大腸菌O157:H7、大腸菌O145、大腸菌O111、大腸菌O103、大腸菌O26、大腸菌O91、および大腸菌O121

ソリューション

有毒な遺伝子を持つ、トップ7位までSTEC血清群をはじめとする食品中の病原体を検出するために、ジーンディスク・システムの一部として開発されたジーンディスク・プレートがポールによって提供されています。

食品内の病原体検出用ジーンディスク・プレートは大腸菌のこれらの病原菌菌株を対象とするため、偽陽性 (非病原性大腸菌) の数を減少させます

ポールは以下のことを可能にする、初の包括的な分子生物学的試験手段を開発しました。

  • 病原性大腸菌O157:H7およびSTEC非O157の迅速な検出
  • 病原性因子を持つ上位5位STEC、上位6位非O157 STEC、またはトップ7位STECの識別病原性因子を持ち、検出頻度の高い血清群5種 ( トップ5 ) 、O157以外の血清群6種 ( トップ6 ) 、または血清群7種 ( トップ7 ) STECの識別

8~16時間の増菌工程を経た後にSTECスクリーニング用ジーンディスク・プレートを使用すると、大腸菌の病原性遺伝子(STXとEAE)の検出、およびトップ5、トップ6、またはトップ7すべてのSTECを識別できます。簡単に使用できるジーンディスク・システムにより、この迅速な検査を現場またはラボ内で実施できます。

STECジーンディスク・プレートの詳細については、こちらにお問い合わせください。

ジーンディスク・システム
ジーンディスク迅速微生物学システム
信頼性が高く、再現可能で、簡単な試験
ジーンディスクサイクラー
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病原体を検出するための簡単かつ迅速で信頼性の高い方法