フィルターの完全性試験の自動化

製薬業界では、自動製造技術、電子署名、重要なバッチレコードの格納が頻繁に利用されるようになっています。ポールトロニック・フィルター完全性試験のために特別に開発されたコミュニケーションプロトコルを使用すれば、上位システム(MESもしくはSCADAシステム、またはPLC)からの完全性試験装置の遠隔制御が可能になります。機器をリモート制御することで、完全性試験機器にデータを手入力する必要がなくなり、ヒューマンエラーのリスクが低減します。フィルターは、ユーザーが試験を手動で開始することなくライン内で試験できます。また、試験結果はデータストレージモジュールに自動的に転送されます。

製薬業界におけるもっとも一般的な現在の機器通信プロトコルは、OPC (プロセス制御のためのオブジェクトのリンクと埋め込み) です。OPC クライアントに接続している際は、フィルター完全性試験に必要な値を機器に転送できます。また、機器からは検査結果をシステムに戻すことができます。OPCプロトコル (現行のポールトロニック・フロースターIV装置でのみ利用可) の最新版では、OPCコマンドを使って、これまで装置に保存されている手動で開始した試験の全記録を取り出すこともできます。

ポールトロニック・フロースター装置は、PLC (プログラマブル・ロジックコントローラー) に接続して、Profibusインターフェースを介した遠隔制御が可能です。Profibusを使ったコミュニケーションにはサイズの制限がありますが、必要となるすべての試験パラメーターはポールトロニック・フロースター装置に送ることができるうえ、システム内の完全性試験装置の特定に必要なすべてのデータや試験結果の転送にも対応します。リモート制御機能に加えて、試験プログラム、試験結果、ユーザー一覧、機器設定などの機器に格納されているデータはすべてPDFまたはXMLファイルにエクスポートできます。
  フィルターの完全性試験
A Guide to Pall's Range of Integrity Test Instruments
フィルターの完全性試験サービス
フィルターの完全性試験の付属品
フィルターの完全性試験の文書化
フィルターの完全性試験の自動化
フィルターの完全性試験の校正とサービス
フィルターの完全性試験


また、機器に接続しているUSBフラッシュドライブまたはネットワーク上に定義されているフォルダーに自動的に転送することもできます。

これらすべての機能を備えたポールトロニック・フロースター装置は、医薬品製造プロセスのさまざまな場面で柔軟に活用できます。これは、プロセス制御システムから開始されるプロセスフィルターのインライン試験を実施するように設定し、フィルター試験研究所でのオフライン試験用に後で使用できます。どちらの試験結果も、その後直ちに、または機器がネットワークに次に接続されたときにデータ収集システムに自動的に転送できます。ポールトロニック・フロースターIV装置には、クライアントソフトウェアのプログラミングに必要なインターフェースに関する記述とライブラリが添付されています。

ポールトロニック・フロースターIV装置とネットワークまたはプロセスコントローラーとの接続オプション




Availability Of Remote Control and Online Data Logging Options for ポールトロニック Flowstar IV Instruments

 
  基本モデル (FFS04B) 標準モデル (FFS04S) ワイヤレスモデル (FFS04R)
OPC UA通信 適用不可
Profibus通信 適用不可 使用可能¹ 使用可能¹
USBフラッシュドライブへのデータ転送 (PDF/XML)
ネットワークドライブへのデータ転送 (PDF/XML) 適用不可
 
1内蔵Profibusカードを使用して装置をアップグレードできます。詳しくはポールトロニック・フロースターIV装置の製品ページの「注文情報」タブをご覧ください。